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技術者に師事したことはないですが、ある意味プロフェシッショナルかもしれない楽々アート会(趣味で絵を描くサークル)会員の私が、ソフト制作初心者のために蘊蓄を語ります。楽々アート会のページへ(←我々の絵画作品も掲載しています)

4.JAVAでプログラミング(2)

[クラスについて]

さて、前々回「2.JAVAを使う」で、コンパイルしたkasan.javaですが、以下のように書くことも出来ます。

つまりが(前回↓)
ab=a+b;
の代わりに、(今回↓)
Calc calc = new Calc(a,b);
ab = calc.calcplus();

そして、scanner.close(); } の後に
private static class Calc {
int a,b,ab;
Calc(int inpa,int inpb){
a=inpa;
b=inpb;
}
int calcplus() {
ab=a+b;
return ab;
}
}

を追加しています。…この追加分がクラスと呼ばれるものです。
Calc calc = new Calc(a,b); は、引数を与えてこのクラス(Calc)を呼び出しています。
ab = calc.calcplus(); で、このクラスのcalcplusメソッドを使用した結果の値である戻り値を変数abに代入しています。

さて、追加したCalcクラスですが、この中の
int a,b,ab; を、メンバ変数と呼ぶそうです。
また、
Calc(int inpa,int inpb){
a=inpa;
b=inpb;
}
の部分をコンストラクタと呼ぶそうです。呼び出した時(Calc calc = new Calc(a,b);)に実行する部分で名称はクラスと同じ名称でCalcです。
そして、calcplusメソッドを使用しているという訳ですが、例えばab=a-b;としたcalcminusメソッドを作ることも出来ます。…要は計算部分をクラスでまとめた、という訳ですね。~そして、そんな関数が必要になった時にその機能を呼び出す(インスタンス化)することで、使用できるって寸法です。こんな単純な加算やら減算ならわざわざクラス化する必要もないのでしょうけど。


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