趣味で絵を描く趣味で絵を描く

画家の指導は受けましたが、全くプロフェシッショナルではない楽々アート会会員の私が、絵画初心者に僕が趣味で描いた絵についての蘊蓄を語ります。趣味で絵を描く仲間のサークル楽々アート会のページでは、会員募集中~我々が描いた絵画作品のギャラリーもあります。

6. サイト管理人STの作品
[~2021]

管理人特権?で自分の作品をアップするページです。↓は2013年の展示会写真から。
ブルージュ
この絵は実際にブルージュ(ベルギー)へ観光旅行した人が撮影した写真を元に描き、贈呈したので元絵(F6)は手元にありません。あまり細かい描写はしない(出来ない?)のですが、木々の隙間やらは頑張ってます(僕は2号より細い筆は持ってません…普通は4号か6号のフィルバートで描きます)。橋の色は元写真で渋い色が出ていたのでこだわって描いています。池(愛の湖ですが)は映り込みと波?を描くことで水面っぽさが出ると思います。

[2022]

・2022年に月1回のサークル活動で制作したものです。(2022.4.3)
模写
この絵は「一枚の繪」という雑誌に掲載されていた絵(乃村豊和「チェロソナタ」)の模写です。なんか顔がオリジナル通りではない…などと言われましたが、その他についても同じに描ける訳ではない(講座では根気と時間などと言ってましたが…)ので一応完成です。
模写
改めて見ると首が長いようではありますが…模写はある意味、オリジナルの表現に対する“チャレンジ”であり、まぁ修業の一種ではないかと。…異なる人の作品を描いてもどこか僕の描いたものは共通する何か(好み?)は出てしまうかもですが。この絵も黒は使用してません。白もそのまま塗ってません。
↓がオリジナルですが↑のサイズ(F6)より大きいキャンバスに描かれており、比率も異なります。
模写

[2023]

・2023年に月1回のサークル活動で制作したものです。(2023.12.10)
ブルージュ
正面の建物はピサ大聖堂で、有名なピサの斜塔は建物の向こうになります。以前に一度元写真(画家の師匠が現地で撮影)全景を描いたのですが、今回は部分的に切り取って描いています。模写の場合は元絵の表現を尊重して描く訳ですが、写真から描く場合は基本自由。絵画では元の風景を感性で良く思えるものにするために色々と実際に存在するものを削ったり高さを変えたり…風景を創る(この絵はこうあった方が良いなって感覚)ことが多いです。場所はある程度分かれば良い程度に思ってます(結構忠実かもですが…)。影の部分が沈んだ感じだったので多少明るくしています~不自然?でもあり観光の楽しさが感じられなくなるので。また実際に現地を見てるのと他の人が撮ってきた写真を見るのとでは受け取る情報量が異なる…ということは言えると思います~また少ない情報から表現されたもの(体験に基づく現実感に欠ける)に否定的な人は多いとも思います。…僕的には実際に見ていないものを妄想?で意味を持たせる方が凄いような気もしますが。

[2024]

・2024年に月1回のサークル活動で制作したものです。(2024.9.18)
元写真
観光気分?な去年の穏やかな絵がちょっとデッサンが出来てない?って意味でも不評だったので、別な一面(ギャラリーでご覧頂ける田代池やタリン城壁もですが)を表現したいと思い描きました。
炎の部分にチャイニーズレッドを使おうと画材屋へゆくと廃番になっていたので、試しにカドミウムレッドディープを使っています。

[2025]

今年はメンバーが実際に行って描いていた伊勢神宮内宮の御池を描こうと思います。
元写真
ってことで描き始めたものの、12月のサークルでは塗り上がらず…。
下塗り

1月12日のサークルでも実際は空白部分が埋まらない筈でしたが、見学に来て下さった方が何故か僕の描くところをみたいってことで、なんか2時間くらい解説しながら必死に描くことに…
下絵の普通な描き方では全体に暗めの色でキャンバスの目を潰すようにざっくり描くもので、この段階で鯉なんか描かないものですよ、とか言ってたら終了の時間が迫ってきたので図らずもパレットに残った絵の具で空白部分を塗り切るって締めになりまして以下のような状態でございます。つまりが宿題をさぼる学生に監視?がついて何とか先(中塗り)に進める感じとなりました。
下塗り
2月のサークルでは殆ど会員の方とお喋りしていたので実質30分くらい描いていたでしょうか?…↓の様な状態です。
下塗り


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絵画の一歩絵画初心者のために蘊蓄を語るページ
1. 絵を描く
2. 油絵を描く準備
3. 油絵を描く(1)[下絵を描く]
4. 油絵を描く(2)[下塗りをする]
5. 油絵を描く(3)[中塗りをする]
6. サイト管理人STの作品